水の多い名古屋市港区について、詳しく解説するサイト『水の都・名古屋市港区』
水の多い名古屋市港区について、詳しく解説するサイト『水の都・名古屋市港区』

名古屋市港区は名古屋市南西部に横たわるように伸びている区です。
東西に長く伸びているだけでなく埋め立てによって南にも伸び続けており、市内最大面積の
区となっています。
面積が大く海沿いということで、日光川、堀川、戸田川、新川、庄内川、荒子川、福田川、
山崎川、大江川、中川運河と多くの河川が流れています。
また区域のほとんどは海を干拓した新田であるため、今でも市内最大の米穀生産地帯が西部
に広がっています。
このサイトではそんな水の多い名古屋市港区について書き綴っています。
興味をお持ちの方はお読みください。

港区の変遷

大正時代以降稲永から金城ふ頭にかけて、ガーデンふ頭の埋め立てなどで、港区はさらに東へと広がりました。

西福田新田

鬼頭勘兵衛景義が干拓をしたのはここだけではなく、尾張や美濃であわせて27もの村を、二万二千余石にも上る土地を干拓しました。

茶屋後神明社

この神明社は1679年に茶屋長以が築堤成功に際し、三十番神を氏神として祀られました。三十番神とは日本古来の神々で、ひと月三十日を神々が交代で見守るという考えです。

新田

戸田川緑地から東海通を東へと歩き知多交差点を過ぎると、南側に茶屋新田が広がります。旧南陽町地内は全て新田なのですが、完成した時期によって地名が違います。

最大面積

名古屋市全16区のなかで最大面積を誇る港区ですが、人口は7位です。東西は約10キロ、南北も約8キロに渡って広がっています。

春田野神明社

福田新田の干拓工事では当初、堤防が決壊したり遭難や事故が相継ぎました。そこで景清が伊勢神宮の分霊を1640年に祀ったのが春田野神明社です。